インタラクティブコンテンツデザイン |
原宿のデザインフェスタギャラリーEAST202で、
東京工科大学メディア学部の
インタラクティブコンテンツデザイン展が開催されていますので、
見てきました。明日も開催しています。
icd研究室 若林尚樹教授のもとで学んだ11人の4年生の作品展です。
icd研究室では、情報デザイン、コミュニケーションデザイン
という視点から、情報の構造化とその視覚表現、
およびユーザインタフェースデザインをテーマに研究をしています。
Webコンテンツや、その技術を応用したデジタルコンテンツを
作成するのですが、キーワードは「インタラクティブ」
すなわち双方向のユーザインターフェースをテーマに、
展示をしている点が特徴でした。
写真は私と若林教授と展示をしていた学生さんの1人です。
彼女の作品は、Javaスクリプトを用いて
セット、フェード、ワイプ、スライド、プッシュなどの
動きのある面白いホームページを作るというものでした。
さて、インタラクティブ=双方向というのであれば、
こうやってネットを使って私と彼女らとそしてこのページを見る
すべての人々が、どんどん双方向でつながっていくべきです。
それを実行するため、許可を得て写真を掲載し、
彼らのウェブサイトの情報もどんどん載せます。
これを見た誰かが、明日原宿へ行って彼らに会い、作品を見れば、
世界がどんどんインタラクティブになっていくからです。
世界をインタラクティブにしていくのは私たち、あなたたち
一人一人であり、全員なのです。
ユーザインターフェースそのものが芸術作品であり、
実用性の高い技術である。
東京工科大学メディア学部icd研究室は、まさに芸術の最先端を
行っていると申し上げても過言ではないでしょう。
既存の芸大、美大が陥りがちなアートの隘路(あいろ) を、
彼らが安々と飛び越え、あるいは既存の学問の枠すら超えて、
新しい学問や文化を創造してくれることを期待せずにはいられません。
ここには人類の最先端の夢が、挑戦があるのです。
多くの人に知ってもらい、見て欲しいものです。
3月20日(金・祝)には東京工科大学で展示があります。
メディアコンテンツ展[2009年3月20日開催]
私はただ見学記を書いて紹介しているのではありません。
あなたに動いてほしい、人に会い、視野を広げ、
世界を変えていってほしいのです。
その力は、誰にでもあります。
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