アルゼンチンの新幹線・続報 |
昨秋からの経済危機で中断されている
アルゼンチンの新幹線計画ですが、
面白い主張をする団体のHPを発見しました。
時速320キロの新幹線を1本つくるよりも、
時速120キロの在来線路線網を全土に敷けという主張です。
http://www.trenparatodos.com.ar/nueva_propuesta.php
アルゼンチン全土の長距離列車網
http://www.sateliteferroviario.com.ar/horarios/
1993年を持って、アルゼンチンの長距離列車は一旦「全滅」しました。
現在はなんとか数路線が復活していますが、
日本で言う東海道本線クラスの幹線が、週2日だけ1往復とか
ふざけたダイヤで走っています。
とはいえ、長距離旅客列車が全滅して復活しそうにもない
ブラジルやメキシコのダメさ加減に比べれば、
国家レベルで議論されている分、アルゼンチンは
なんぼかましでしょう。
チャベスのベネズエラは、全土に高速鉄道網を敷く
計画を立てており、大変頼もしい。
ペルーとボリビアは、細々と現状維持。
チリも相当鉄道路線網が縮小されましたが、
スペインから中古車を買ってきて、南米で唯一
電車特急が走っています。
http://www.efe.cl/
いつか南米鉄道の旅に行きたいものです。
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