5/19 Twitterで出会った浜松大学ビジネスデザイン学部向井和男教授@mukai_kに面会 |
(写真)雨の午後6時の校舎内なので暗い写真で申し訳ない。左から松岡さん、坂井学部長、私、向井先生、富澤先生
名古屋音楽大学@TakahashiHajime 、名古屋造形大学@takakitay とTwitter学長めぐりをした私は、続いて浜松大学を訪ねました。
浜松大学ビジネスデザイン学部の向井和男教授@mukai_kにTwitterで出合い、せっかく名古屋から東京に戻るので、途中で浜松に立ち寄ったのです。しかし、浜松といっても浜松大学の立地は非常に悪く、浜松駅からはバスで40~50分。私は天竜浜名湖鉄道のレールバスで行きました。
雨に濡れながら到着した浜松大学では、経営情報学科長の向井和男教授@mukai_kをはじめ、坂井邦夫ビジネスデザイン学部長、サービスと経営学科の砂子岳彦学科長、マーケティングコンサルタントでもある富澤豊教授、入試広報課の松岡孝江さんと、そうそうたる面々にお迎えいただきました。
坂井学部長から、浜松大学ビジネスデザイン学部の魅力・特徴を伺いました。8つもありまして、まず1つ目は企業経験者の先生は半数。学部長はじめ国立大学理工系学部、大学院を出てメーカーに勤務した先生が多く、文系学部でありながら理系の先生が多いのが特徴です。
2つ目の特徴は、急に難しい教育をしても学生がついて来れないので、階段状に学んでいくということ。3つ目は、1人の先生が10人の学生を見る少人数制、4つ目は、教員同士の日常的な交流が盛んで、体験に基づく授業をしていること。5つ目は、先生は東芝、リクルート、HPなどの企業で高い地位にあった人が多く、実務だけでなく経営を教えられるということ。6つ目は、学内のホームゼミのほかに、学外の教員によるプロジェクトゼミが開講されていること。7つ目は卒業研究が必修で、就職の面倒も見ること。研究室ごとに就職率を競い合う風潮があること。8つ目は情報とサービスの2学科があるので就職の幅が広いこと。以上8つが浜松大学ビジネスデザイン学部の特徴だということです。
非常に分かりやすい説明でした。しかし、この学部は非常に苦戦しています。改組で2学部を1学部にした縮小経験があり、現在も定員割れです。人口80万人の浜松市だというのに、どういうことでしょう。
ライバルとしては近隣には静岡産業大学、浜松学院大学などがありますが、いずれも小規模ですし偏差値も高くありません。浜松大学は規模も歴史もこれらに引けをとっておらず、いくら静岡県が他県の大学の草刈り場だといっても、きちんと手の込んだ教育をしている浜松大学はもっと評価されるはずです。
ただ、浜松駅バス50分という立地はあまりにもひどすぎます。浜松駅からなら豊橋の愛知大のほうが気分的には近いぐらいです。駅前のデパートの跡地などに引っ越してはいかがでしょうか。それと、ビジネスデザイン学部サービスと経営学科という名称は奇抜すぎます。普通に経営学部経営学科でいいと思います。
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