8/22 鳥取県境港市の水木しげる記念館に行く |
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広島女学院大学から講演に招かれたので、
いい機会だと思い、鳥取県境港市の水木しげる記念館に行ってきました。
私は、境港市は地方都市にしては珍しく、成功した街づくりの事例だと思っており、
地域活性化のヒントになる部分も多かろうと思い、初訪問したわけです。
実際行ってみて、気付いた点。
・水木しげる記念館自体は、短時間で見終わってしまうが、それゆえに、水木しげるロードや、便乗した施設などを回遊して楽しむことができる。
・水木しげる記念館自体ではおみやげグッズを売らず、水木しげるロードの店舗で販売する。
・境港駅から水木しげるロードまでの800メートルの間の、石油店など無関係な店舗までがグッズを売っているため、観光客には観て楽しむ面白さがある。
・訪問した8月22日は「鬼太郎のゲタ飛ばし大会」を駅前広場でやっており、こうしたお金のかからないイベントは良い。参加賞も出るので飛び入り参加する観光客がいた。
・自分をキャラクター化した83歳のゲタ屋の主人が「男なら一本歯ゲタ」という自分の写真を店の前に出していた。
・マイカーで来る人も多いので駐車場があるが、水木しげるロードからはそれが見えなくなっている。
・おみやげ物屋の多くが、一般的な観光地と違い、店の中に入って長時間じっくり見るようなつくりになっている。
・人力車、コミュニティバス、レンタサイクル、タクシーによる周遊など、色々な交通機関が楽しめる。
・境線のデーィゼルカーがキャラクターの車両だったり、フェリーや空港なども鬼太郎の絵がたくさん使用されている。
・駅から記念館までの水木しげるロードは、店が多いだけでなく、妖怪のブロンズ像などがたくさんあるので飽きない。
・地方都市にしてはきわめて珍しいことにシャッター商店街ではなく、活気があるのは素晴らしい。
・ただし水木しげるロードから一歩外れると、単なるひなびた町である。
活気のある地域振興と、改革がうまくいっている大学は、とてもよく似ている。
それは、現場の人が努力していること、意思疎通が盛んで意思決定が早いこと、
ポジティブに考え、行動していること、PRがうまいことなどだ。
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