9/19 東京都立駒場高等学校「都駒祭」 |
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1)東京都立駒場高等学校「都駒祭」に行ってきました。駒場は文教地区で、近隣には筑波大駒場高校、駒場東邦高校、都立国際高校、都立芸術高校、駒場学園高校、日本工業大学高校など、多くの高校がひしめき合っています。
2)目の前に超有名な東大進学校が2校もある場所で、都立駒場高校のポジションは微妙です。東京都教育委員会指定の「進学指導特別推進校」の指定を受け、公立進学校として復活を図っています。普通科のほかに保健体育科があり、スポーツに力を入れています。
3)東大にはなかなか受からないものの、国立大学への進学はそれなりに実績があり、私立はMARCHから日東駒専あたりが主力です。無名大学から海外大学、短大、専門学校にも少ないながら進学実績があり、有名大学に偏らない進路指導がされている印象があります。
4)文化祭は演劇に非常に力を入れており、どこも行列ができていて大人気でした。凝った看板なども手作りしています。百人一首部が全国大会に出るほど強く、ちゃんと和装でリアル『ちはやふる』をやっていました。
5)この高校の文化祭の雰囲気は、微妙に知的でまじめな感じがとてもよく、私の母校、岐阜県立中津高校と似ていて懐かしい気持ちになりました。だいたい大学進学実績も似ています。このクラスの高校の生徒は、トップ校とは違う自分の限界を感じつつも、
6)プライドは高いので努力をします。それが、トップ校の「余裕」から来るダラケや、底辺校の「諦め」から来るダラケのない、雰囲気の良い文化祭を作っていると思われます。他校のナンパ目的とおぼしき生徒もほとんどいない、地方高校のような雰囲気でした。(終)
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