1/29 本気になったので大原に行ってきました |
(写真)堤さんと私
大原1)学校法人大原学園の堤敦さん(学園広報営業本部 学園就職本部 評議員 本部長)と林田朋子さん(学園広報営業本部 企画推進課/プレス担当課長)にお話をお伺いしてきました。
大原2)大原学園の専門学校生たちは、普段から校舎内では名札を付けています。礼儀作法などは厳しく教育しているそうです。大原学園は2万4千人近い学生を抱えているそうで、マンモス私立大学並みです。
大原3)18歳で入った大学生たちが、自由を謳歌している時、大原に入った学生たちは、担任と40人クラスでスパルタ教育を受けます。就職支援は、正社員で内定させる、学生の「幸せな就職」を支援するが目標。
大原4)大原学園の学生の7割は高校からの現役進学者で、大卒・短大卒が2割、フリーターその他からが1割と、おおむね高卒者のための専門学校です。そういう意味では、大学とは受験市場で競合しているといえます。
大原5)堤さんいわく、「大手企業、上場企業も、専門学校枠で採ってくれる」とのことで、ほとんどの学生は学校に来る求人で就職が決まり、ネットの就職サイトはほとんど使わないそうです。
大原6)大学との大きな違いは、担任である講師が、「就職させるのが仕事である」と認識していることです。毎朝、昨日来た求人を、クラス全員に担任の先生が配ります。大学では想像もつかないことです。
大原7)担任講師たちは資格取得の授業の専門家ですが、就職の専門家ではありません。しかし大原では、就職部が担任たちに対し、就職教育をします。そして、すべての担任講師を、学生の就職支援の専門家にするのです。
大原8)大原に入った学生は、最初の2カ月で全員が簿記2級を取ります。どうにも学力的に厳しい学生は3級に変更します。この課程で、みっちり勉強するクセと、高校時代にあまり付かなかった「自信」が付きます。
大原9)これは全員を成功体験に導くのが目的です。しかもできるまで教えるので、先生は帰れません。最初の2カ月は夜10時ぐらいまで、先生は学生が分かるまで毎晩教えるそうです。
大原10)「できるまで帰さない、先生も帰れない」サポートをするだけでなく、学生たちは自然に、学生同士で学び合うようになるそうです。こんなピア・サポートの形もあるんですね。(終)
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