ニューヨーク大学東京校がオープン |
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山内太地メールマガジン
「親が知らない進学のヤバい話」
毎月第1・3月曜発行。
1)9月26日、ニューヨーク大学プロフェッショナル学部アメリカン・ランゲージ・インスティテュート 東京校、通称ALIが品川インターシティに開校します。これは一体どんな学校なのでしょうか。http://www.scps.nyu.alitokyo.jp
2)ニューヨーク大学は、1831年創立の、全米最大規模の私立大学で、世界的な研究大学です。キャンパスはニューヨーク、アブダビ、上海にあり、ロンドン、パリ、フィレンツェ、テルアビブ、ブエノスアイレスなど世界11か所にも拠点があります。今回の日本への上陸はアジアでも遅めです。
3)ニューヨーク大学のプロフェッショナル学部アメリカン・ランゲージ・インスティテュート(ALI)は、ニューヨークで成功している英語カリキュラムをベースとした高品質の英語学習プログラムだそうです。
4)品川のALIは学位取得が目的では無い、一言でいえば英語学校ですが、本場ニューヨークのプロフェッショナル学部は生涯学習講座にとどまらず学位取得ができ大学院もあります。不動産、観光、スポーツマネジメント、基金・助成金調達、出版、プロフェッショナル・ライティング、
5)先端デジタル・アプリケーションとグラフィック・コミュニケーションの技術および管理、人的資源管理・開発、マーケティング、パブリック・リレーションズ、コーポレート・コミュニケーション、管理システム、プロジェクト・マネージメント、経理、財務、税制、翻訳通訳等のプログラムがあります。
6)これらのプログラムの中には、日本では学問として扱われていない領域もあったり、専門学校にしかない分野もあります。イギリスのロンドン芸術大学に行った時も感じましたが、日本には、まだまだ本当にプロフェッショナルを育成する大学が、少ないと思います。
7)ALI東京校は、ニチイ学館の支援でできます。リベラルアーツカレッジである上海ニューヨーク大学が、中国の国家政策の一環として国立大学である華東師範大学のキャンパス内にできることを考えると、日本の大学がどうしてニューヨーク大学と組めないのか不思議です。
8)ニューヨーク大学が、ボストン大学やカーネギーメロン大学のように、日本から撤退してしまうような事態は、なんとしても防ぎたいところです。水道橋のコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ日本校も、情報が入ってこず、あるのかないのかもよくわからない状態です。
9)ALI東京校は、世界レベルの英語教育プログラムを、学生、ビジネスパーソン、海外留学を目指す人に提供するとのことです。プログラムは3つ、ビジネス英語、米国大学進学準備、総合英語です。総合英語は初心者から対応しています。
10)以上3つのメインプログラムのほかにも、TOEFL対策講座、アクセント矯正講座、金融・会計、マーケティング、マネージメント・システム、医療、法律、英語教育等の講座の提供も予定されています。
11)プログラムは4学期制で、入学には一定以上の英語力が要求されます。ALI独自のレベル判定テストに合格しないと入学できません。テストはオンライン(文法・読解・リスニング)と面談(インタビュー・スピーキング)です。クラスは最大18名となっています。
12)そんなわけで私も9月になったら品川インターシティのA棟22階に行こうと思っています。オープンキャンパスは8月3、4、11、25に開催されます。説明会・体験レッスンは、これとは別に8月9月に頻繁に開催されています。電話は24時間受付で0120-265-212です。
13)気になる学費ですが、米国大学進学準備プログラムと総合英語プログラムは、12週間で平日昼フルタイム月~金が43万2000円、平日夜間フルタイム月~金が38万7000円、週1コマだと7万5000円、週2コマだと18万円、これ以外に入学金が3万1500円です。富裕層向けですな。
14)ビジネス英語プログラムは、週1コマ(10週間)または2コマで、1コマ9万円、2コマ21万6千円。または別のコースで週2コマ23万4千円など。
*以上は、ALI東京校の人に出会って、いただいた資料を参照しました。私はお金をもらってTwitterで宣伝することは一切ありません。
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