一橋大学 VS LSE |
一橋大学の教授が、「なぜウチはロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのような世界的評価が得られないのか」という論文をシンポジウムで発表していて、一橋大学の現状を厳しく批判した劇辛の内容でものすごく読み応えがあるのだが、この情報がほとんど外部に出てこないのが惜しい。
THES/QSランキングにみる一橋大学とLSE
一橋大学とLSEを比較したこの論文を読むと、一橋大学が世界の大学間競争で後れを取っていると自覚し、あせっているのが分かる。一方で、今日の日経の広告は、日本の社会や受験業界からの高い評価に安住した、のんびりした内容だ。
「一橋大学はいい大学です」という内向きな広告よりも、「一橋大学は世界314位ですが、もっと評価が上がるように努力します」と世界を見据えてはっきり言ったほうが、広告を見る人の評価は上がると思う。あと、どんな研究分野が優れているかをちゃんと出した方が良い。
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