8/7 旅するムサビプロジェクト「ムサビる!」at東大和市立第二中学校 |
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(2010/8/7 21:48時点)
(1)武蔵野美術大学の教職課程学生や現役の先生、中学校、小学校を巻き込んで展開しているプロジェクト「旅するムサビプロジェクト」が、東大和市立第二中学校で「ムサビる!」というイベントを開催しているので、見に行ってきました。夏休みの中学校を美術館にするスクールアートプロジェクトです。
(2)中学校の校舎を改装して、油絵・版画・日本画・彫刻・映像・インスタレーション(空間演出)学生作品のほか、生徒・児童作品多数展示。学生によるワークショップも開催しています。http://tabimusa.exblog.jp/
(3)西武拝島線の東大和市駅から微妙に寂れた商店街を抜け、徒歩13分で東大和市立第二中学校に到着しました。鉄筋ですがかなりボロい校舎です。ここをたくさんの青春が駆け抜けたのだと思うと、ほろ苦いような、甘酸っぱいような気持ちになりますね。
(4)校舎の1階は常設のワークショップで、「三角定規やアルファベットでいろいろつくろう」「建築模型をつくる」という大学生によるワークショップが、中学生や小学生、親子連れのために開催されていました。図工室を使い、工作やうちわを作ります。
(5)教室は1年生から3年生までの9クラスと、第一学習室の計10部屋で、ムサビの学生が思い思いに展示をしています。どの部屋にもおそろいのTシャツを着た学生たちがいて、学科名と名前を書いた名札を付けており、作品の説明などをしてくれます。中学生もおそろいのTシャツを着ていて、
(6)来場者にガイドツアーなどをしています。廊下や階段などにも学生たちの怪しげな作品がありました。しかし、気のせいか、小学生のほうが独創的でインパクトの強い絵を描くのに、中学生になると見る人を意識した計算高い絵になり、大学生はすっかり自分の世界に入ってしまう感じです。
(7)ともあれ、小学生と中学生と大学生が中学校の教室で一緒に作品展をしたり、ワークショップをしたりするというのは、とても面白い試みです。学生は教職課程の学生が中心なので、将来教員になって学校に赴任するときのことを考えながらやっているのでしょう。この中学の美術の先生もムサビ出身でした。
(8)なお、このイベントは明日8月8日(日)も9時から16時まで開催されています。東大和市の近所の方は、ぜひ足を運んでみてください。おわり
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