4/5(木)福岡工業大学のSD活動を取材する |

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1)大学職員の研修であるSD(=Stuff Development)活動がすごい大学として知られる、福岡工業大学を取材してきました。お話をお伺いしたのは、大谷忠彦・常務理事、山下剛・法人事務局事務局長、山本修一・総務部部長、
2)上村賢三・法人事務局部長(広報担当)・入試広報部事務次長、西村美保子・入試広報部広報課課長、鶴崎新一郎・改革推進室次長兼課長の、以上6人の皆さまです。主に大谷常務理事を中心に、皆さまからコメントをいただいてインタビューをまとめました。
3)ここ数年は受験生募集も順調で、経営状態も良く、評価も上がっている福岡工大ですが、その決め手はSDにおいて若手職員を積極活用する点にあります。例えば、一般の人にも分かりやすく書いた教育・研究活動報告書は、入職2~3年目の若手職員が中心と
4)なって作りました。九州、福岡県は人口は多いとはいえ、私大には厳しい競争環境で、どこも大学経営は苦しい。福岡工大と同じ工学系では、九州共立大学工学部が募集停止、東和大学工学部は廃校になり、医療系大学として再出発など、苦戦事例多数です。
5)そんな「下りエスカレーターを上がるような」(大谷常務理事)苦しい経営環境の中で生き残り、大学改革を継続していくには、事務職員の力がますます強まっていくだろう。という危機感から、アメリカの大学との協働による職員研修という、全国的にもまれな
6)制度をスタートさせました。日本の大学生が世界を知らないというが、職員だってそうではないのか? これからの大学改革の中核を担うのは、30代、40代の職員。彼ら彼女らも、自立的に大学経営の一員として、志を持って、自分の一生の仕事として、
7)取り組んでもらいたい。そのためにはどうしたらよいか。従来は、階層別研修を学内外で行っていたが、これに加え、大学間連携により、カリフォルニア州立大学イーストベイ校への職員派遣を始めた。同大学とは、トップ同士のつながり、学生交流があり、
8)まずは部長クラスの将来の幹部となる職員を1年間派遣。先方では学長・副学長など経営陣の中でマネジメントの勉強をした。これをさらに進めて、管理職層のリーダーシップによる大学運営を目指し、30代、40代職員に大学経営陣としての教育を施すため、
9)「FASTプログラム」(FIT Administration Staff Training)をスタート。イーストベイ校とがっちり組んだ、職員研修のオリジナルプログラムを作り上げた。
10)このプログラムでは、30、40代職員から、性別、階層、部署の違う4人による混成部隊を作り、4人×4チームの16人を選抜。2か月間の研修に送り出す。現在までに、20人ほどの職員がすでにプログラムを経験した。現地では、副学長クラスから幹部職員としての……
以上は導入部分です。具体的な取り組みの詳細は、5月7日(月)発行予定の山内太地メールマガジン『親が知らない進学のヤバい話』にて全文公開いたします。
To be continued.

取材でお世話になった、福岡工業大学の皆さま
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