2/3 東京大学ALESSの挑戦 |
Active English for Science: 英語で科学する―レポート,論文,プレゼンテーション 新品価格 |
2月3日(日)『Active English for Science』刊行記念シンポジウム
英語で考える能力を育むプログラム――東京大学ALESSの挑戦
東京大学教養学部では2008年4月から英語教育の新しいプログラムALESS(Active Learning of English for Science Students)を開始しました。ALESSは理系学生にとって、将来の研究やキャリアには欠かせない「科学者としての英語コミュニケーション能力」を養うためのプログラムとして開発されました。その基本構造は、1学期にわたり「独自の実験テーマ決定→実験→英語の科学論文執筆→英語プレゼンテーション」の流れで身につけていくというユニークなものです。
スタートからの5年間に蓄積された学習のエッセンスを1冊にまとめた『Active English for Science』(東京大学出版会)の刊行を機に、改めてアクティブな英語教育が持つ可能性や課題を議論するシンポジウムを開催します。
開催日時 2013年2月3日(日曜日)13:00~15:00
開催場所 東京大学 駒場Iキャンパス 18号館1階ホール
主催 東京大学教養学部ALESSプログラム
後援 東京大学出版会
問合わせ先 東京大学大学院総合文化研究科 ALESS事務室
03-5465-8221
office [at mark] cgcs.c.u-tokyo.ac.jp
※表記のメールアドレスの [at mark] は@に置き換えてください。
備考 入場無料・予約不要
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/events/20121226100338.html
ALESS(Active Learning of English for Science Students)
理科生のためのアカデミック・ライティング・コース
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/academics/zenki/aless/index.html
資料のダウンロード
http://www.cgcs.c.u-tokyo.ac.jp/events.html
東大は2013年度から教養学部の1年生の英語授業の改革をします。必修の「英語一列」は「教養英語」に代わり、習熟度別に3段階のクラス分けとなります。
1年夏学期のもう1科目は、今までは理科はALESSかReadingでしたが(冬学期はもう一つを履修)、2013年度からは文科もALESAかReadingになります。ALESAとはActive Learning of English for Students of Artsです。
ALESSは、すべて英語で行われる科学実験の授業です。学生は個人でオリジナルの科学実験を実施し、英語で科学論文を執筆、口頭発表をします。実験や論文はライティングセンターやALESSラボのスタッフが個別支援をします。
ALESSは90分授業×13回で、週1コマ。1クラス15人以下で実施。英語のみによる能動的な学習をします。教える教員の半数以上は博士号を持っているそうです。これからは英語で科学論文が書けないと話にならないということで、2008年からこの授業は始まり、今年から文系版も登場します。
ALESSは「英語+科学研究」の授業で、学生自身が研究計画を立案し、実験を遂行し、結果をまとめ、考察します。学生をサポートするALESSラボには、教員1名と院生TA20名がいます。学生は単なる実験レポートではなく、教科書にないことをやる研究活動が要求されます。
学生は、自分の興味あるテーマを自由に決めます。実験は宿題として授業外で行うものとされ、家でもできるような実験にするようになっています。既知の科学的事実の確認に過ぎない学生実験はNGで、実験結果は学生相互のピアレビューで添削しあいます。(終)
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