3/14 インドネシア大学に行く |

(写真)レア先生の日本語の授業の3年生と私たち。大村君、写真ブレてるよ……。
3月14日(木)。昨日のダルマ・プルサダ大学に続き、今日はインドネシアの最高峰であるインドネシア大学に行く。ホテルからタクシーで1時間ほど(1200円)。人文学部日本語学科のレア先生(Lea Santiar,M.Ed)、エティ先生(Dr.Etty Nurhayati Anwar日本語学科長)にお会いした。まず、日本語学科の事務室に行き、たまたまそこにいたレニ(Reni)先生のご案内で、レア先生の日本語の授業を見学させてもらった。


インドネシア大学日本語学科は、1学年定員100人ほどで、教員は20人。授業は20~25人で行っている。日本の8大学(南山、福井、亜細亜、東京外国語、千葉、東北、広島、九州国際)と交流協定を結んでいるが(早稲田も?と言っていたような)、最近は日本政府(JASSO)からの奨学金が減って(1人あたり10万円→8万円→5万円)日本に留学する学生は少なくなった。年間5~6人だという。インドネシア政府からは奨学金は出ない。九州国際大学などは2週間のインドネシア語の研修プログラムなどもあったが、これも最近は活発ではないようだった。これはインドネシアの家庭にホームステイするのだが、インドネシアの家は親族大集合で大家族なので、日本ではなかなか味わえない経験ができるそうだ。

(写真)右がレア先生(Lea Santiar,M.Ed)、左がエティ先生(Dr.Etty Nurhayati Anwar日本語学科長)
日本語の学習は、100人の学生を3クラスに分け、1週間に50分授業を週8回、計400分やる。ただしレア先生は、「私の時代は600分だった」と言っており、もっと勉強した方がいいと手厳しい。学生たちとも話したが、つたない日本語で、上手とは言えない学生もいた。私はインドネシア人がシャイなのかと思ったが、レア先生は、「そうじゃない。勉強が足りないだけ」という。大学の卒業単位144単位のうち、日本語学修は24単位で、翻訳などの科目12単位がこれに加わるが、レア先生いわく、日本語を習得するには少なすぎるのだとか。他学部の学生が日本語の授業を取れるのは年間6単位までで、日本語は漢字も書かずローマ字だけで終わると言う。わりとおざなりな語学教育。日本と似ているような気もする。

(写真)レア先生と日本語学科の4年生2人。右の学生のタイガースのユニフォームみたいな服は関ジャニ∞のグッズで、わざわざ東京まで買いに来たそうだ。
インドネシア大学は寮は充実していない。1年生のみの寮しかなく、あとは近所に下宿しているそうだ。レア先生は、日本人学生がもし来るならホームステイをお勧めしている。インドネシアの人は酒はNGだが別に夕食では大フィーバーできるそうだ。
インドネシア人の寿命の話になった時、レア先生は印象的なことを言われた。
「人は長生きしなくていい。人には神様から与えられたミッションがある。そのミッションを果たし、神様に報告すればいい。長く生きた人も、短く生きた人も、その人のミッションを果たしている」
神様に報告といえば、インドネシアの女性は髪を覆うスカーフをする人もいれば、しない人もいる。どういうルールになっているのか、レア先生に聞いてみた。
「外出するときに、スカーフをするかどうかは、その人の自由です。ただし普段からスカーフをしていない女性は、死んだあと、神様に、なぜスカーフをしなかったのかを説明する」とのこと。
インドネシア大学は9月入学で、9~12月、2~6月の2学期制。日本の大学と夏休みに交流はできるスケジュールである。

(写真)ちょうどこの日は、インドネシア中の大学生が集まって、民族舞踊を披露するお祭りだった。インドネシア美女に囲まれてご満悦の大村君。
ツイート



