米国大学スカラーシップ協会によるアメリカ大学奨学金プログラム説明会 |
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山内太地メールマガジン
「親が知らない進学のヤバい話」
毎月第1・3月曜発行。
1)新宿某所で本日開催された、米国大学スカラーシップ協会によるアメリカ大学奨学金プログラム説明会に行ってきました。アメリカの大学と言うと、学費がとても高い印象があります。たとえばカリフォルニア州の場合、コミカレで年間2万6千ドル(寮費・食費込み)、これがカリフォルニア大学となると
2)カリフォルニア大学ロサンゼルス校、いわゆるUCLAは年間5万4780ドル、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で3万3912ドルと、日本の私立大学よりもはるかに高く、米国留学は富裕層しか無理な印象です。ハーバードなども授業料と生活費で年間5万ドルを超えます。
3)これに対し、米国大学スカラーシップ協会の奨学金を得ると、米国の私立大の学費が、年間1万ドル程度の負担で良くなるというもので、日本の大学並みの学費で米国の大学に留学できるというものです。一見よさげですが、もちろん、いろいろな条件が発生します。
4)この奨学金プログラムの参加条件は、TOEFL iBT80点以上(PBT550点以上)で、しかも、この団体の用意する事前英語研修に参加します。この英語研修の費用が約40万円かかります。国内でのオンラインの研修です。
5)この奨学金の対象になる大学は、米国の中でも、海外からの留学生の少ない、僻地の州の私立大学となります。日本もそうですが、こうした僻地の大学は、留学生が少なく、奨学金で留学生を集めている側面があります。返済不要の給付型奨学金で、ほとんどの学生が4年間給付を受けています。
6)さらに、このプログラムに参加する「プログラム費用」というものを約42万円払います。留学までの準備で100万円近くかかります。渡航費や海外留学保険、ビザ代などは別です。しかし、書類選考に通り、希望の大学に入れれば、日本並みの学費ではあります。
7)これは、米国の、トップ大学ではない大学に行くための留学ビジネスであり、それが自分に合っているかどうかは、各自で説明を聞いて判断するのが良いかと思います。私には宣伝する意図はありません。(終)
米国大学スカラーシップ協会
http://www.scholarship.jp/
グローバルスタディ海外留学センター
http://www.global-study.jp/
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