立教大学 専任教員一人当たり学生数(2014年度) |
文学部 48.0人
経済学部 56.5人
理学部 20.5人
社会学部 56.0人
法学部 58.7人
観光学部 58.2人
コミュニティ福祉学部 41.2人
経営学部 54.0人
現代心理学部 50.5人
異文化コミュニケーション学部 13.2人
http://www.rikkyo.ac.jp/disclosure/
立教大学は、グローバルな改革をなさるそうですが、この数字を見る限り、私は疑いの目を持ってしまいます。いくら立派なラーニング・コモンズを作っても、普段の授業で、ちゃんと予習復習が必要な授業を提供し、教員の目が学生一人一人に隅々まで行き届かなければ、箱モノは、ネットカフェにすぎません。そして、立教は、教養科目が弱すぎる。非常勤講師ばかりだし、キリスト教は必修ではないし、いくら専門を勉強しても、歴史、哲学、文学と言った教養を、学部を超えて少人数で広く深く学べる環境が整っていません。これでは、深みのある人間は育ちません。国は設置基準の必要専任教員数が甘すぎるのではないかと思います。この数字でも立教は十分満たしているのですから。専任教員を増やさない限り、どんなに教育手法を工夫しても、本当の意味で学部教育の質を高めることはできないと私は考えています。
立教大学の定員超過については、こちらでも分析されています。
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1014633602.html
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