2015.11.28 静岡県立榛原高校で講演 |
静岡県牧之原市役所政策協働部の加藤彰さん(左)と、静岡県立榛原高校進路指導主事の下村武治先生(右)。さらに、静岡県立大学経営情報学部の西野勝明教授(静岡県庁出身、行政経営論)を巻き込んで、牧之原市で「高大市民連携による故郷志向の学生育成事業」が始まろうとしています!
http://greenz.jp/2015/09/08/makinohara/
これからの私は、全国の地方都市で、高大連携×地域連携も仕掛けていきます。
高校主導による高大連携や地域連携が、思うように進まない理由の一つに、高校の管理職の転勤が頻繁なことが挙げられます。私が知っている限りですが、一部の県の県立高校では、教頭や校長が2~3年で交代することが珍しくありません。結果的に、管理職が腰を据えて高大連携や地域連携を仕掛けることができず、10年程度同じ高校にいる一般の教員が主導せざるを得ないのです。高校が地域に根付かない一因です。
高校の先生方は、市役所職員よりも地域住民からは遠くにいます。そして、大学側との接点も、進路指導教員しかない事例が多い。校長先生は、たまにメールアドレスが無い名刺を渡すだけの存在です。
進路指導の先生方も、大学の入試広報とは接点があっても、個々の教授や学長・学部長と接点はありません。高大連携は「進路指導と入試課」だけではなく「校長と学長」の連携が必要だと思います。地域連携も同様に、「校長と市長」が出会う必要があります。
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