2015年 12月 12日
悪いサイクルにはまっている、潰れそうな大学 |
苦境にある全国各地の中小私立大学を訪問し、ヒアリングをしています。その大学が生き残るためには、受験生の心に訴える特徴が必要です。そこで、教職員の方に、「××大学の、他にはない魅力は何ですか?」と聞くと、みんな、こう言います。
「先生と学生の距離が近い」
「ゼミが熱心だ」
「アットホーム」
「少人数」
「就職率が高い」
だから、選ばれないということに、早く気が付いてください。
「学力の選抜による入試が成立せず、誰でも入れるので、進学校の生徒のプライドが満たされません」
「看護師、保育士、管理栄養士、小学校教員免許、社会福祉士、公務員試験に強いといった、目玉がありません」
「全国から集めたスポーツ学生や留学生ばかりが多く、地域の高校から見放されています」
「就職率は高いですが、ブラック企業ばかりです」
実際に広報しているのは、こうしたネガティブ情報です。
勤務している大学の居心地がいいのは、労働者としてとても良いことだと思います。でも、あなたが、自分の大学が好きなのは、大学が給料を払ってくれるからです。高校生や保護者は、年間120万円超を払ってまで、その大学に入るのです。「自分が居心地が良い感想」をPRしても響くはずがありません。「受験生側のメリット」がなければいけません。確かに在学生は「先生と学生の距離が近い」のをメリットとして高校生に宣伝するでしょうが、在学生はすでに一生の学歴としてその大学を選んで入学している側ですから、教職員側なのです。
特徴の無い大学のパンフレットも宣伝も、似たようなものばかりです。「自分が出したい情報」ではなく、「相手が聴きたい情報」を出さなければいけません。どこかと同じような特徴しかない場合は、特徴を作り出さなければいけません。地元の高校に見放されているのなら、高校訪問で高校教員の本音を聞き、対策を立てなければいけません。それらの施策をコンサルだけに頼らず、自分たちでやらなければいけません。
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一般社団法人 大学イノベーション研究所 2周年記念セミナー
「地方創生と高大連携」
2016年6月4日(土)13:00~17:00
開催場所 東京都内(未定)
http://tyamauch.exblog.jp/22218684/
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「アットホーム」
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「就職率が高い」
だから、選ばれないということに、早く気が付いてください。
「学力の選抜による入試が成立せず、誰でも入れるので、進学校の生徒のプライドが満たされません」
「看護師、保育士、管理栄養士、小学校教員免許、社会福祉士、公務員試験に強いといった、目玉がありません」
「全国から集めたスポーツ学生や留学生ばかりが多く、地域の高校から見放されています」
「就職率は高いですが、ブラック企業ばかりです」
実際に広報しているのは、こうしたネガティブ情報です。
勤務している大学の居心地がいいのは、労働者としてとても良いことだと思います。でも、あなたが、自分の大学が好きなのは、大学が給料を払ってくれるからです。高校生や保護者は、年間120万円超を払ってまで、その大学に入るのです。「自分が居心地が良い感想」をPRしても響くはずがありません。「受験生側のメリット」がなければいけません。確かに在学生は「先生と学生の距離が近い」のをメリットとして高校生に宣伝するでしょうが、在学生はすでに一生の学歴としてその大学を選んで入学している側ですから、教職員側なのです。
特徴の無い大学のパンフレットも宣伝も、似たようなものばかりです。「自分が出したい情報」ではなく、「相手が聴きたい情報」を出さなければいけません。どこかと同じような特徴しかない場合は、特徴を作り出さなければいけません。地元の高校に見放されているのなら、高校訪問で高校教員の本音を聞き、対策を立てなければいけません。それらの施策をコンサルだけに頼らず、自分たちでやらなければいけません。
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by tyamauch
| 2015-12-12 06:41
| 日本の大学

