大正大学の地域人材育成入試 |
岡山県玉野市や倉敷市児島地区(旧児島市)といえば、岡山市や倉敷市の衛星都市というイメージですが、通勤だけでなく中学生の高校進学でもそうなってしまっています。かつては地元の名門だった玉野高校や児島高校(現・倉敷鷲羽高校)が、学区の拡大や交通の便が良くなったことなどを理由に、生徒を岡山・倉敷市中心部に近い上位高校に奪われ、高校の水準が下がるのみならず、クラスもどんどん減り、統廃合の危機です。人口が5~10万人を誇る地方都市であっても、代表的な進学校を失うのは、町全体の活気が著しく低下します。さらには、大学進学実績を上げたい県の意向で、トップ高校には中学も併設され、中学生すら奪われています。
こうした高校を立て直すには、都市部の名門高校に行かなくても、ちゃんと名のある大学に進学できる高校に育てるしかありません。幸い、入試改革+地域創生で、チャンスは来ています。能動的な学習+個人の探究心+地域との関わりによって、国公立大学や難関私立大学からAO・推薦入試で高く評価される生徒になること。あるいは、こうした課外活動で意欲を高めて、一般入試を突破できる学力をつけるように本人が努力できる環境を作ること。遠方の名門進学校を選ぶ理由は、率直に言って大学合格実績だけなのですから、これに勝つ方法を編み出せば、生徒の流出は止まり、地域の衰退は防げるはずなのです。
一つの可能性が、大正大学の地域人材育成入試です。「都会の名門大学に入れたい」県教委は、若者の県外流出を加速しています。この入試のすごいところは、「東京で4年間学んだ後は、地元に帰って働く」ことを前提にしている事で、数多の成績優秀者の奨学金入試とはまったく発想が違います。地方高校に、私はこれをどんどん勧めたいと思います。
https://kokokara.tais.ac.jp/admission/examination/chiiki/?fbclid=IwAR0iIcCVVGdpUrn4l7M8znTgq-XHOnfu8fdEf5J85fS8KtK_emRoTl53gfo

