大学の授業を考える会 |
新進気鋭の若手教育ジャーナリストが体感した
700大学930キャンパスの学生の「が」
が開催されました。変なタイトルですが、主催者の桜美林大学高橋教授の独特の言語感覚です。
私なんぞのために32人もの聴衆の皆さんにお集まりいただきました。多くは大学教職員の方ですが、私は700大学を見学した経験から、大学生が元気になるために、大学教職員の皆さんにはどうしていただきたいのかを、熱く語らせていただきました。
もともと私には、大学教育をもっともっと良くしたいという燃え上がる情熱があり、それを桜美林の高橋先生に見つけられてしまって講演なんぞをすることになったのですが、日頃考えていたことをきちんとまとめて発表するような機会は少ないので、本当に貴重な体験でした。それにしても、1時間話すだけでも綿密に準備をし、聴衆に面白く聞いていただくのは大変な苦労で、先生方が授業をされるというのはこれを毎日やっているのかと思うと、本当に尊敬に値します。
詳しい講演内容は来場者だけの特権であると思いますので公開しませんが、きっと皆様に何らかのお役には立ったのではないかと思っています。最後に来週出る自著の宣伝も少しだけさせていただきました。なぜか共著者と一緒に。
さて、参加者の中には数人の学生がおり、その中に面白い活動をしている学生がいたので、紹介したいと思います。「大学の授業を考える会」の小川昌樹君です。
http://heartland.geocities.jp/zyugyoken/
http://heartland.geocities.yahoo.co.jp/gl/zyugyoken
彼は夢と希望に満ちあふれて早稲田大学教育学部に進学したものの、マスプロ授業に失望し、深い憤りを感じていました。「日本の教育を根本から改革する」と自身のホームページで書いており、まるで10年前の私を見るようです。
しかし私は不安になりました。私の経験上、きっと彼の思いは満たされないだろうと思うのです。同時に、早稲田を出た彼が、将来いい会社に就職してしまったら、きっと大学教育に対する怒りも情熱も消えてしまうだろうと思ったのです。
そこで今回私の講演会にお招きし、話を聞いていただくと同時に、高橋先生の御好意で彼自身にも壇上で発言してもらい、さらには懇親会で多くの大学関係者と熱く語り合ってもらいました。まだ大学2年生、うらやましいほどの時間があります。これから彼がどう活躍してくれるのか、見守っていきたいと思います。

