武蔵野美術大学オープンキャンパス |

私の重点研究校、武蔵野美術大学のオープンキャンパスに行ってきました。芸術祭や卒業・修了制作展は何度も足を運んでいますが、オープンキャンパスに行くのは初めてです。
学園祭や卒業作品展は、学生個人の作品展示の様相が濃いのですが、オープンキャンパスではむしろ、普段の創作の模様を見られる感じでした。工芸工業デザイン学科のガラス、陶芸、金工、木工、テキスタイルの工房での作品制作の現場を見学し、アトリエでは3年生や大学院生が黙々と絵を描いるのを眺め、建築学科や芸術文化学科(新見庵)の、モノで埋め尽くされた学生研究室を楽しく拝見しました。
印象に残ったのは講評会です。学生たちの作品を先生が講評するのですが、彫刻やポスターなどの学生作品に対し、先生方のコメントは非常に厳しいもので、泣きそうな顔の学生までいました。「人体のバランスがおかしい」「読者ターゲットが分かりづらい」など、容赦ない発言が飛び出します。こうして学生がプロとして鍛え上げられていくのですね。
学生が普段どんな勉強をしているか、そして、勉強の成果がどのように作品として結実しているのかが、とても良く分かりました。受験生を集めてただ説明をしているだけの大学は、もう少し工夫して欲しいものです。学生1人ひとりがどんな勉強をしているのかをきちんと見せてこそ大学でしょう。

