認可した文部科学省の責任は誰が問うのか |
文部科学省が、まるで閻魔大王の裁きのように、
108大学に「留意事項」を付けて叱り飛ばしています。
しかし、そんな大学を大量に認可したのは、誰なのでしょうか。

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2010年 02月 08日
文科省、108大学に留意事項 専任教員不足など改善を(毎日新聞)
文部科学省が、まるで閻魔大王の裁きのように、 108大学に「留意事項」を付けて叱り飛ばしています。 しかし、そんな大学を大量に認可したのは、誰なのでしょうか。 ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-08 00:48
2010年 02月 07日
ブログを更新するよりツイッターに書く方が増えてしまいました。
しかも、どんどん知らない人とつながっていくのが面白い。 著書の販売促進を主目的にツイッターに参入しましたが、 これはなかなか有望かもしれません。 http://twitter.com/yamauchitaiji ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-07 22:52
2010年 02月 03日
企業には人材育成をする余裕がないから、
大学がするしかないのだが、 教員は研究重視がほとんどだし、 職員はサラリーマンだから教育はできない。 そう、大学には「教育の専門家」がいないのだ。 以前ICUの絹川先生がおっしゃっていたのだが、 教員でも職員でもない大学人が必要である。 一つは、職員よりも上位の存在の管理専門職、 もう一つは、教育専門職だ。 仕事のない修士・博士や企業経験者などを 教育に専念する「教師」にすればいいのだが、 現状ではそうした立場の人々は非正規雇用だらけで 賃金は低いしすぐクビになる。 中等教育の教員のようなポジションが 大学教育にも必要である。 そして、彼らの給与負担は大学には重すぎるから 国民の税金で負担するべきだ。 ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-03 19:11
2010年 02月 03日
![]() 昨日は秋葉原UDX2階「アキバ・スクエア」で開催された 公立はこだて未来大学の プロジェクト学習成果発表会&企業交流会in東京 に行ってきました。 これは、実社会に存在する「解のない」諸問題に対して、 10~15名の学部3年生および2~3名の教員で ひとつのプロジェクトを構成し、 他大学・企業・地域社会と連携しながら、 現状分析、問題抽出から問題解決への提言まで 一年間かけたプロセスに取り組むもので、 選抜14プロジェクトの成果を学生たちが発表します。 http://www.fun.ac.jp/sisp/H21_Tokyo.html 情報系の大学ということで、プロジェクトのテーマは 実用性の高いものが多く、 ・地域医療におけるサービス・イノベーション・デザイン ・小学生のためのエデュテインメントシステム製作プロジェクト ・数理科学における学習支援コンテンツの開発 ・サイエンス・コミュニケーション手法のデザイン などです。写真は、 「はこだての人にもっとロボットに親しんでもらおうプロジェクト」 のイカロボット「IKABO」で、もちろん学生が製作しています。 このイカロボを用いたデモ発表を各地のイベントで行い、 函館の観光に役立てようというものです。 スーツを着た3年生たちが発表をするのですが、 驚くべきことに、来場者は企業の人事関係者がほとんどです。 直接採用には結びつかないという建前になっていますが、 学生と名刺交換している姿も多々見受けられました。 就職実績も悪くない理系公立大学とはいえ、 一般の知名度はまだ高いとはいえない大学ですから、 こうしてアピールするのはとても良いと思います。 しかし、こうした教育研究の展示を見ていると 文系の大学は何をやっているんだろうと思いますね。 理工系でもこうして研究成果を社会にアピールする大学は 東京でもそれほど多くはありません。 「ウチの大学は良いことをしているから、取材してくれ」 私も、いろんな方からさんざん言われます。 でも、まず自分たちから情報を発信する努力を してくださらないと、マスコミも気付きようがありません。 情報は取材して取り上げてもらうよりも、 まずは自分たちから社会にアピールすること。 インターネットが普及して随分経ちますが、 この意識が切り替わらない大学がまだ多く見受けられます。 ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-03 05:35
| 日本の大学
2010年 02月 02日
2月1日の日本経済新聞のトップ記事は、なかなか興味深い。
「流通・サービス業 人材定着」とあり、 人手不足に悩んできた流通・サービス業で 離職率が大幅に下がっているというものである。 不況のため、辞めない人が多いそうだ。 労働条件が悪く、離職率が高い いわゆる「ブラック企業」の実情も率直に書かれている。 外食大手すかいらーくは1年目の離職率が10%を超えていたが、 今年は数%だという。 セントラル警備保障も10%前後の離職率が5%以下になった。 介護サービス最大手のニチイ学館も離職率が3割減少した。 スーパーのイトーヨーカ堂も新卒採用を5割減らした。 ヤマダ電機の離職率も10%から6%に下がった。 これらの会社は、ネット上で、仕事がきつくて給料が安くて みんな辞める会社といわれている会社である。 そんな会社であっても、不況で行くあてがないので 社員はしがみついて辞めなくなったという ある意味ひどい記事だ。 どの会社も定着率が上がった分、採用を抑制するため、 新卒にも中途にも、就職、転職が厳しくなることは確実である。 この記事の面白いのは、 企業に勤めている人4400万人強のうち、 流通・サービス業が2500万人という厚生労働省のデータだ。 大学生たちに人気のない、流通・サービス業だが、 なんとサラリーマンの57%はこの業界なのである。 産業界全体の離職率は14・6%だが、 飲食店・宿泊業は27・6%、 サービス業は19・5%と高水準の離職率で、 給与水準が低く、労働負荷が大きいため 人材流出が激しく、慢性的に人手不足だと 日本経済新聞は総括している。 そんな業界で6割の人が働いている。 偏差値の低い文系大学の就職先データをみると、 卸小売・サービス業に5割、6割近くが就職している。 製造業、金融、公務員などは少ない。 はっきりいって、大学の質、あるいは学力によって、 入る業界や会社が決まってしまっている。 こうした事実は高校生にはあまり知られていない。 流通・サービス業の定着率が上がったのは、 労働条件が改善されたからではない。 不況だからやめないで、我慢して働いているだけだ。 なぜ流通・サービス業は、 賃金を上げたり、勤務時間を減らしたりしないのだろう。 私もサービス業に勤めていたので想像がつくのだが、 経営者からみると、人材は効率の悪い資源であり、 人件費ばかり食うように見えるのである。 今後も、労働条件は悪くこそなれ、よくなることはない。 それでも、就職できないよりましだといって、 低偏差値大学ではパンフレットであたかも就職の勝ち組のように 大手流通・サービス業に就職した先輩を紹介している。 まともな待遇の会社も少しはあるだろうから 業界全体のイメージダウンを避けるためにも、 労働条件を改善するべきだと思うのだが、 経営の観点から考えると、今のように 金銭的にも精神的にもギリギリで回すほうが、儲かるのだろう。 ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-02 09:22
2010年 02月 01日
長い間ためらっていたツイッターですが、
昨日大学生たちと飲んでいて、 日芸文芸3年の斎藤健太君や、日大法新聞2年の滝沢光君など 若い力がツイッターを有効に活用している話を聞くにつけ、 3月、4月と新刊を出版する私が、ツイッターを活用しないのは いかがなものかと、ついに重い腰をあげました。 まだよく使い方がわからないので、皆さんフォローしてください。 http://twitter.com/yamauchitaiji ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-01 20:23
2010年 02月 01日
![]() 『こんな大学で学びたい! 日本全国773大学探訪記』 新潮社から3月18日(木)発売めざして順調に制作中! ……というわけで、今日は打ち合わせのため、 新潮社に行ってきました。 せっかくなので社員食堂で本日のメニュー「焼肉丼」を ごちそうになりました。 脂身の少なくて味の濃い肉がおいしかったです。 ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-01 19:21
2010年 02月 01日
![]() 昨日は日芸の文芸学科の3年生5人と一緒に、 武蔵野美術大学卒業・修了制作展を見に行ってきました。 写真は学生5人と「ムサビ日記」の手羽イチロウさんです。 http://www.musabi.com/ichiro/ http://bidai.tv/teba/ 手羽さんに卒展の面白い作品を90分で案内してもらい、 残りの90分は自由行動にしました。 夜は国分寺に行き、大学ジャーナリストの石渡嶺司氏と、 http://reiji0.exblog.jp/ 日本大学法学部新聞学科2年生で新聞記者志望の滝沢光君も合流し、 http://ameblo.jp/chikyuu-mawaru/ http://twitter.com/t_hikaru 8人で飲みながら、作家、マスコミ、ジャーナリストなどの 仕事に就くにはどうしたらいいかというテーマで 熱い議論を戦わせました。 学生のみなさんにとって、何か得るものがあれば幸いです。 それにしても、今年のムサビの卒展は、レベルが高く「当たり年」でした。 本やブログで散々「年々ダメになる」と言っていたのですが、 見解を改めなくてはいけませんね。 特に、私が期待する視覚伝達デザイン学科、基礎デザイン学科は、 今年はぐっと来る作品がありました。 亡くなったおばあさんの人生をカルタにして 命日に家族でカルタをして故人を偲ぶ作品と、 自閉症の弟をテーマに姉が書いたマンガが 特に印象的でした。 ![]() ■
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by tyamauch
| 2010-02-01 08:42
| 日本の大学
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