推薦の二極化 |
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2021年 08月 18日
ほとんど指定校推薦で進路が決まってしまう高校は、もはや第二の附属校のようなもので、こうした高校で「受験勉強がんばれ」と話しても通じません。むしろ、大卒後の就活に向けた戦略の話が必要だと感じます。受験勉強をがんばった学生に身に付いた力が欠けている場合があるからです。 上智、関西学院、慶應法などが推薦6割になっても、塾や高校が一般選抜信仰を捨てられないのは、自分たちが高校生の頃に塾に通って合格した達成感が忘れられず、これこそが勝利の道と信じているからで、事実、目標を持って勉強して勝利する経験は仕事で役立ちます。安易な推薦だとそれが経験できない。 推薦はSFCや東大のような真の才能を見抜くタイプと、なんでもいいから私立中高にバラまくような推薦に極端に二極化していますが、この実態が地方公立高校あたりには知られていないので、トップ大学の総合型選抜すら高校が生徒に許さない。困ったものです。 あの憧れのミッション系私大は推薦で6割取るから、公立中堅高校の生徒は、4割の狭き門の一般選抜は学力不足で、推薦は私立中高のようにコネ(指定校推薦)がないから入れないのです。これはミドル層潰しですね。 一般選抜の定員が4割以下で、指定校で私立高校から大量入学させているブランド私大に、公立中堅高校から何とか入学する切り札として私は、志望動機を練って総合型選抜や公募制推薦に挑戦させようとするのですが、ごく一部の高校の先生から「推薦の話はヤメロ」と言われる(泣)。 #
by tyamauch
| 2021-08-18 10:08
2021年 08月 13日
世界各国の政府や企業が働き手のリスキリング(学び直し)に動き出した。新型コロナウイルス収束後の経済再開をにらみ、デジタル関連など成長分野へ人材をシフトさせるためだ。労働移動による産業構造の変化が進めば、経済の押し上げ効果は世界で約700兆円に達するとの試算もある。スキルを高めて生産性を上げられるかどうかが各国の競争力を左右しそうだ。 今までの高校や大学の文系人材育成では、破綻します。
「デジタル関連など成長分野へ人材をシフト」するのであれば、高校生の文理選択で7割を文系にし、私大の入学定員の7割を占める文系に自動的に誘導するしくみを変えないといけません。あるいは、文系であっても、教育内容は変わらなければいけません。 人口が増えている時代の工場、店員、半沢直樹的終身雇用の人材を、まだ多くの高校や大学は作り続けています。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC141DH0U1A710C2000000/ #
by tyamauch
| 2021-08-13 09:07
2021年 08月 12日
私が神奈川大学の先生にZOOMでインタビューした動画が、神奈川大学の公式YouTubeチャンネルにUPされました。受験生の皆さん、学科選びにお役立てください。 理学部 数理・物理学科 https://www.youtube.com/watch?v=jtnbnXCYJts 理学部 化学科 https://www.youtube.com/watch?v=YXnvm7yh7sw 理学部 生物科学科 https://www.youtube.com/watch?v=BoDvzBmTNwQ 理学部 総合理学プログラム https://www.youtube.com/watch?v=Uv85fpuQq5k 工学部 物質生命科学科 https://www.youtube.com/watch?v=67YlKvAERtA 工学部 電気電子情報工学科 https://www.youtube.com/watch?v=J-rbvFlLny4 工学部 情報システム創成学科 https://www.youtube.com/watch?v=dXmpAoShYnE #
by tyamauch
| 2021-08-12 20:17
2021年 08月 05日
中学生向け特別イベント 2021年8月8日(日)「アコガレは実現できる!留学した先輩はこうして身につけた!世界で活躍できる英語力」 https://www.benesse-glc.com/lab/news/event20210808/ 筑波大附属→ハーバード大 県立秋田→ミネルバ大 桜蔭→ペンシルバニア大 湘南白百合→ニューヨーク大 白百合学園→ポモナ大 海外大学進学を認めないとか、総合型選抜で難関大学に挑戦することを認めない親や学校は若者に「現状を維持しろ」と言っているわけですが、90年代以降の日本は現状維持=衰退なので、それは「俺たちと心中しろ」と子どもたちに言っているのです。 ネットが普及して20年、学校の先生でSNSをやっている人はほとんどいないのですが、自分から情報を発信せず、校内と紙媒体の受験情報だけで進路指導していては昭和と変わりません。これが情報戦に負けた人の姿です。 デジタルネイティブの子どもたちも多くは、与えられる動画やゲームに課金する人たちで、自分で情報を取捨選択したり、クリエイターになれる人は多くありません。全員スマホを持っても、賢くもクリエイティブにもなれない人が大半です。進路選択も親と学校と塾に言われるままです。 それでも私は、日本の公立高校から海外の有名大学に進学する人や、無名高校から逆転大勝利でトップ大学に受かる人を、「あなたもできる」と多くの高校生を励ますつもりで紹介しています。トップYouTuberや芸能人のような手が届かない存在ではないと。あなたの人生は消費者で終わりではない。 育児をしていてつくづく思ったのですが、赤ちゃんはみんな知的好奇心の塊だし、小さい子はみんなクリエイターです。それが、学校の成績や点数や偏差値で劣等感を与えらえれて、自分の可能性を自分で閉ざしてしまう。あまりにもったいない。人は何歳になっても自分のなりたいものになれるのです。 #
by tyamauch
| 2021-08-05 06:53
2021年 08月 01日
慶應義塾大学法学部の入学定員1200人に対し、一般選抜は460人で38%。残りの62%は附属校、指定校、AO等。一般選抜だけを戦う受験生はいい面の皮です。せめて160人(13%)を占めるAOにも挑戦することで、合格率を上げましょう。あと、すべての大学はこうした情報を目立つところで公開してください。 地方公立高校の生徒が、親や先生の「岡山大にしろ」「信州大にしろ」と戦って慶應義塾を受けるのに、椅子取りゲームはすでに附属と指定校にごっそり取られ、AOは推薦だから挑戦すらさせてもらえない。一般の38%にすべてをかけるしかない。無事に合格すると6割の推薦組が同級生。 首都圏の私立中高一貫校に大量の指定校推薦をバラまいて年内入学者をかき集めている大学は、事実上「都会の富裕層の子しかいらない」と宣言しているようなもので、地方出身者の比率が下がるのは当たり前。「地方の高校生は一般選抜で来い」はひどすぎる。 東京や関西の有名私大は、大量の推薦と、一般入試も都会の塾が有利なので、地方で真面目に勉強している受験生に狭き門になっていく。親もお金が無いし、地方国公立、地元私大しか選択肢が無くなっていく。江戸時代の藩から出られない時代に逆戻り。 それは、福澤諭吉が最も嫌ったものだと私は思うのですが。 私立大学の推薦重視路線は、地方だけでなく、都会の公立高校も苦しめます。同じ偏差値帯の私立高校には大量に名門大の指定校推薦が来るのに、公立高校生は一般選抜で戦うしかないからです。長い目で見れば進学実績の悪い公立高校は統廃合されていくでしょう。 一般選抜で7割取ると宣言している明治大学は、地方人と都会の公立高校生にやさしい大学です。都会の金持ちでなくても、学力だけで勝負できる。誰でも平等にチャンスがある。 推薦が多すぎる大学を見抜くには、一般選抜の定員と、学科の入学定員を比較して下さい。一般選抜の割合が低すぎる場合は、3つのポリシーを熟読して、総合型選抜にも挑戦しましょう。指定校推薦の生徒に不戦敗では悔しすぎます。 指定校推薦で学生を取りすぎている大学の先生は内心、忸怩たるものがあるはずです。一般選抜なら点数で弾かれるだけですが、総合型選抜なら書類選考や面接で先生方にあなたの入学したい熱い思いをぶつけることができます。これを私は「鬼滅の刃の途中で散る仲間」と呼んでいます。無駄ではないのです。 #
by tyamauch
| 2021-08-01 15:50
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