地方のいらない高校 |
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2021年 08月 01日
スポーツが強い私立高校ではない限り、地方公立高校が全国募集するのは、離島や山間部の定員割れの高校であって、旧制中学発祥の地域トップ校が全国募集するわけありませんよね。何かモヤモヤします。これって、地域おこし協力隊と似てます。 実際、こうした僻地の高校に行くと、実は、中学生はまだたくさんいるんです。でも、バスに乗って、遠い町の進学校や、スポーツが強い私立校に通っているわけです。村の商店ではなくイオンモールに行くのと同じです。 離島や山間部の中には、高校が無くなると本当に通学できない深刻な場所もありますが、都市部近郊になると、地元住民にはもう本当は必要とされていない高校があるように思います。誰も乗っていないのにイメージだけで残したいローカル線のようなものです。 #
by tyamauch
| 2021-08-01 07:32
2021年 07月 31日
高校3年生の夏休みなのに、推薦の志望理由が練りこまれていない人が散見されて心配です。3ポリを読んで「その大学に入りたい理由」はしっかり書ける、言えるのですが、「そのために私が高校時代にがんばってきたことで、他の人と違うこと」が無いのです。夏休みに考えてください。 特に、地方の、進学校ではない公立高校の生徒の場合、地元国公立大学や、都会の私立大学の華やかな学部を志望校にした時点で、専門学校に行く同級生と違い、自分が何かすごいことをしている錯覚に陥りがちですが、都会のライバルは塾に戦略を立ててもらって必死に対策しています。素手では勝てません。 部活だったら、甲子園とか、インターハイとか、県大会でベスト8みたいに、自分の実力が如実にわかるのに、勉強で他人と競争した経験がない地方の学力が高くない高校の生徒だと、志望大学を見つけただけで、受かった気になってしまうのです。あるいは、声優専門学校志望というだけで声優になった気に。 地方の、あまり学力の高くない高校で、都会の名門私大の推薦を目指している生徒さんがいたので、志望動機を聞いたのですが、熱く語れるんですよ。夢がある時点で、自分は他人と違うという根拠のない自信も持っている。でも、君ぐらいの人は、都会どころか、隣の進学校に10人ぐらいいるよと。 何かのきっかけで、海外の途上国の貧困の問題に関心を持ったとします。それだけで「私立名門〇〇大学の国際学部に推薦で入れて、国際機関に就職できる」と思い込んでしまう。情報不足なのと、では、自分にどんな高度職業専門性が必要なのか、高校時代にそのために何をやってきたのかには到達しない。 地方高校でも進学校なら、全員が共通テストを受けて、成績順にLet's北見工大という進路指導ができるのですが(それもどうかと思いますが)、進路多様校の場合は、国公立や名門私大は現実的には戦えない人が多いので、指定校推薦が来た私大から選ぶ、入れそうな私大を受けるだけになりがちです。 それでも僕は、「勉強ができない高校なんだから、入れる大学に行けばいい」に抗いたいと思っています。共通テストが無い推薦なら、愛知県立の偏差値40台前半の高校から、名古屋大学文学部に合格した人もいます。奇跡は起きる。いや、起こすのです。 #
by tyamauch
| 2021-07-31 06:36
2021年 07月 30日
国立の3割、公立の4割、私立の5割が推薦の時代に、やりたいことがない、行きたい大学がないのは致命的です。点数で入れた大学に高校のように進学しても、就活で「行きたい会社がない」となり詰みます。夢は無理に持たなくていいですが、目標を設定し、そこに到達する努力をした経験は必要です。 やりたいことがない、行きたい大学がない人は、自分で考えて探してもいないし、そのヒントを学校や親など周囲に与えられてもいません。自分で見つけた人は、生物学の研究者になる、演劇を学んで俳優になるなど、ゴール(目標)を設定して計画的に学ぶことができます。 今は探究学習やPBLなどのアクティブラーニングで、高校や大学が教育内容で目標を持たせるきっかけを与えてくれますが、自分で設定した目標に勝るものはありません。漫画家になる、YouTuberになる、ベンチャー起業家になるのに、学校が与えられるものは限られています。 だからいつしか私は、すごい教育を与えてくれる高校、大学を取材してほめたたえることに飽きてきました。個人で成功したクリエイターは学校は関係ないからです。もちろん、良い先生や友との出会い、きっかけはあったでしょうが、それはどこまでも個人的な経験です。 天才は学校が意図して作ることはできません。東京芸大を出ても全員が芸術家にはなれません。私を含む教育関係者は、教育で人は変われると信じたいですが、個人の才能は最後は個人で伸ばすもので、学校は最低限の手助けができるだけ。私たちは学校が好きすぎて過大評価しているかもしれません。 #
by tyamauch
| 2021-07-30 06:33
2021年 06月 26日
東大は受験生向けに、いかに学生が生き生きと研究に取り組んでいるか、合格者がどんな興味や関心を持って高校時代を送ったかなどの情報を積極的に出しています。合格だけをゴールにしているマスコミや受験産業、それを無批判に受け入れる我々が意識を変えないといけません。
大学受験は中学高校受験とは違います。受かると研究ができるのです。「受かったから偉い」のは中高の受験まで。「何をやりたいか」「何を成したか」を誰もが自由に語り合い、社会や世界を変えることができる。受験をゴールにするのは研究に興味が無い人です。 https://kimino.ct.u-tokyo.ac.jp/lab-visit-all/ 世の中の意識を「東大に合格したから偉い」から「東大で素晴らしい研究に取り組んでいる」に変えるためには、予備校の合格体験記が変わらないといけません。受験勉強は過去の話なので、入学後にどんな教育を受け、自ら研究に取り組んでいるかを取り上げてほしいです。 「東大に受かったから偉い(研究や教育に興味が無い)」というコンテンツをマスコミや受験産業が作ってしまうのは、自分たちが大学で研究をしたことがなく、優れた教育を受けた実感もないからです。ただ、優れた教育や研究の環境を提供してこなかった一部の大学側にも責任があります。
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by tyamauch
| 2021-06-26 04:33
2021年 06月 26日
私立大の二期入試は志願者激減、国公立大学の総合型選抜シフトでさらに減少も | 大学ジャーナルオンライン (univ-journal.jp)
https://univ-journal.jp/column/2021101586/?fbclid=IwAR2XODG0KOp0AF4i7Zu1iq-SVWmjr4H5cUqV6hORw5z7x0FfUqfR397Ek2E 今後の国公立大学の募集人員は総合型選抜にシフトさらに影響すると見られるのが、国公立大学の総合型選抜・学校推薦型選抜の動向です。文部科学省のまとめによれば、2021年度入試での国公立大学の募集人員は、少しずつですが総合型選抜にシフトしています。 募集人員の推移を見ると2019年→2020年は356名増加(募集人員合計5,559名)、2020年→2021年は1,598名増加(募集人員合計7,157名)となっています。国公立大学全体の13万人の入学定員から見ればまだ影響は小さいかも知れませんが、学校推薦型選抜と合計すると27,000名を超える募集人員規模にまでなってきています。 そして、今後も増えていくことが予想できます。これらの生徒は合格すれば私立大の一般選抜をほぼ受験しません。つまり、私立大から見れば、人口減少による大学志願者数の実人数減少だけでなく、国公立大学の入試施策による一般選抜志願者数の実人数減少の影響もあるということです。 2022年度入試では、北海道大が総合型選抜のフロンティア入試を拡大します。金沢大も超然特別入試を拡大、九州大でも学校推薦型選抜を新規実施する学部があるなど、すでにいくつか動きが見られます。受験生にとっては、ますます努力が報われる受験環境が整いつつあります。 【参考】文部科学省 国公立大学の入学者選抜 令和3年度入学者選抜について #
by tyamauch
| 2021-06-26 04:01
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